今日の実験ノート2

日々の調査研究

『エコハウスのウソ』1 読後メモ

タケタケと住宅特集勉強会してるからなのかな?さいきん「建築と人間と温熱環境」についての興味が出てきて、まずは、ということで前真之さんの『エコハウスのウソ』を読んだ。いま2巻を読んでるのですが、備忘録として1巻の面白かったとこ書いときます。

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ウガンダにおける西洋建築の受容(ナミレンベ大聖堂を事例に)

ひさしぶりのブログです。これを書いているのは2021年の7月だがウガンダにいたのは2018年の5月。何を3年前のことを、と自分でも思ったけど面白い事象なので書き残しておきたくなった。長いけど渾身の記事です。

  • 0)キリスト教の布教と大聖堂を建設する前まで
  • 1)初代大聖堂 - 屋根と平面のミスマッチ
  • 2)二代目大聖堂 -マイナー・バージョンアップ-
  • 3)三代目大聖堂 -レンガの登場-
  • 4)四代目大聖堂 -初の「建築家」によるデザイン-
  • 5)メイキング・オブ・四代目大聖堂
  • 6)大幅なデザイン変更とVE、そして完成へ
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ウガンダ疾走調査(その2 - 土の家と煉瓦の家)

ウガンダ疾走調査レビュー中編。今回はウガンダの民家がメインです。前編でサファリツアーについて全然触れられなかったので、野生動物も少し振り返る感じになります。

  • 1.チンパンジーの森へ
  • 2.土の家
    • バナナ農家の家
    • コーヒー農家の家
    • 町の薬局
  • 3.煉瓦の家
    • 焼成煉瓦の作り方と積み方
    • 共通する半屋外空間
    • 石と煉瓦のハイブリッド
  • 4.赤い土の正体

 

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ウガンダ疾走調査(その1 - 集落と農業)

2年前の話である。

なぜ今になってウガンダの話を書いてるかというとそれはサボっていたから。
言い訳としては仕事が忙しかったり、1年続いた某勉強会にうつつを抜かしていたり、昨年は某試験の勉強をしてたりしていた(お陰様で受かりました)。その他、MCUの映画をはじめ、ゲーム・オブ・スローンズ、THE BOYS、モダンラブのイッキ見など枚挙に暇がない。

で、今までサボってたけど、やっぱり書くことで初めて考えられることもあると思うので、twitterもいいけどブログにも書いていきたい。というか2年前の話なので、もはや思い出すために書いているようなものだけど。

  • 0.調査概要
  • 1.費用について
  • 2.インフラと暮らし
    • 道路について
    • それでもストリートには人、人、人。
  • 3.農業と暮らし
    • 「作る、運ぶ、売る」のゆるさ
    • 多様なLIVELIHOOD

 

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四万十川疾走調査(後編)

2017年夏の調査からもうすぐ1年が経とうとしている。

いいまとめを作るぞ・・と思うと下書き状態で永遠に終わらないことに気づいた。とりあえず書き上げることが重要だ。

  • 屋根は「新しい土地」として発見される
  • 擁壁はインテリア
  • 田んぼに埋まる家
  • 飛び出す人工地盤
  • まとめ:斜面に家を建てるということ

 

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四万十川疾走調査(前編)

2018年になってしまった。

昨年のお盆に四万十川流域の疾走調査に行ったので、今さらだけど記録をつけます。

  • 調査あらまし
  • 河口に着くまでが大変
  • 千年村がない
  • 四万十川に向かって伸びる参道
  • 四万十川本流近くに家がある問題
  • 四万十川と集落形態のタイポロジー
    • その1「谷戸型」
    • その2「本流沿い型」
    • その3「本流沿い型」+「谷戸型」

 

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